Thursday, April 14, 2011

地震の影響

4年生のみなさまブログでは初めまして、風呂田研M1の馬渡和華です。 馬渡和華と書いてモウタイカズカと読みます。難しいですね。

3月11日の地震の余震が続いていますね。最近は余震なのか自分が揺れているのか区別がつかなくなってきました。みなさんも気を付けてください。

4月13日はクロベンケイガニを研究している同じく風呂田研M1の阿部さんと一緒に彼女の調査地である新浜へ行きました。
新浜はクロベンケイガニをはじめ、他ではなかなか見られないベンケイガニやウモレベンケイガニが見られる貴重な場所です。野鳥公舎と呼ばれる場所では傷ついた野鳥が保護されています。アカショウビンがいた時もありました。この辺にはなかなかいないので必見ですよ。今はいないかもしれない・・・。

そんな新浜、現在は職員の方曰く、大分地形が変化しているとのお話でしたので、職員の方に案内していただくことに。

左の写真のマンホールがすさまじいことになっています。水道管が壊れてしまい、水路への水の供給が水道水が常に流れているようです。水道局へ修理の依頼をするも、水道局も忙しいようでなかなか順番が回ってこないそう。

「浦安の方では断水しているんですけど、ここは常に流れっぱなしなんですよね」

もちろん水道水なのですごく冷たいです。カニも隠れて出てきません。



こちらの上の写真は元は水の流入があり、池になっていたところです。流入がなくなったことにより、水がすっかりなくなってしまいました。歩く道はところどころ下の写真のように地割れが起きています。深さは深い所で2m近くありました。落ちたらただじゃ済まなさそう・・・。


こちらは下北岬改め、下北島です。本来は陸地でつながっていたのですが、その陸地も水の中に沈みこんでしまいました。今は船で渡るか胴長で入るか、しか手段がないそうです。ちなみに私の身長では胴長は無理みたいです。

3月11日の震災からもう1月が経ちましたが、現時点での新浜はこのような状態です。職員の方がおっしゃるには、たとえ時間がかかろうとも元の状態に戻したいとのことでした。1日でも早く復旧するといいですね。

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