Sunday, June 26, 2011

3月の出来事

どうも不肖ユハラです.
過去をふりかえる時間が取れましたので,ふりかえります.

①バチ抜け天国?バチ抜け地獄?

時は3月6日(日)の午後7時ごろです.私の地元の感潮水路でも,バチ抜け(ゴカイ類の生殖遊泳)が行われるという情報を聞き,研究室のTくんと同行し現場に入りました.

当日は,水路付近で居を構えている私の小学生時代から同級生である地元の英雄も駆けつけて下さいました.これは心強いことです!ちなみこの水路は私の母校のすぐ脇の水路です.



おお,これは!まさしくバチ抜けですね.
ヤマトカワゴカイですね.埋立地の住宅地内の感潮水路で,こんな現象が起きていたとは私も数十年生活していて知りませんでした.この日は南西の風が吹き,最高気温も16.5℃と3月上旬としては暖かくバチ抜けに適していたのかもしれません.実は3月4日(金)にも現場に来たのですが,気配すらしませんでした.

②生態学会札幌大会

2011年3月8日~3月12日まで,札幌で生態学会がありました.学生では海洋から私を含め発表者4名,湖沼から発表者4名,発表者でない人もふくめ卒研生がたくさん来てました.
皆さん,お疲れ様でした.








東日本大震災

私はそのとき札幌でした.現在でもその影響は計り知れないものがあります,
私の家は埋立地なので,結構まちがひどい状態になっていたようでしたので,あわてて戻りました.

液状化により電柱や建物が傾き,道路がボコボコになってました.液状化自体は千葉県東方沖地震で経験していたのですが,その時とは比べものになりませんでした.

結局2週間程度の上下水道の断水で済みましたが,恐ろしいことでした.



液状化により,稲毛海浜公園内の池の水が干上がってしまいました.

下の写真は,公園内の水路に大量にいたタイワンシジミです.震災から20日後くらいに撮影したものですが,まだ生きている個体も結構いました.


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異動

久々の投稿です。鏡味です。 東邦大学理学部の湖沼生態学研究室は2018年3月をもって解散することとなりました。 研究室が始まったのが2007年、53名の学生が卒業しました。研究室は学生や研究員の方々の研究・サポートなしにはありえませんでした。今まで本当にありがとうございま...