Wednesday, September 18, 2013

日本陸水学会 第78回大会 @大津

みなさまこんにちは、BOSSことBOSSです。

早速ですが、鏡味先生と私とGeorgeが、9月10-13日に滋賀県の龍谷大学で開催された陸水学会に行ってまいりましたので、その様子をご報告いたします。


※以下、普段はGeorgeと呼びませんが、ここはGeorge統一で。
さらにもちろん自分をBOSSとは呼びませんが、ここはBOSS統一で。


◆10(火) :現地着・発表練習

米原経由で瀬田(滋賀)に到着。
この日は明日の発表に備えて、気が済むまで練習をして眠りました。
東邦大学のあk…、東邦大学のあかぼr…なぜか練習中何度も名前をかむという。謎。
お隣さんに聞こえてないことを祈ります…

◆11(水) :口頭発表(B)&ポスター発表(G)

朝早く、会場である龍谷大学(ホテルからバスで8分程)に出発!
バスにはちらほらと学会関係者のような方々が乗っておられました。
中には、途中のバス停から乗ってくる方も…

!!!











およよ?これはなんとも見覚えのある。まさかMr.O久保では?いや確実にそうでしょ。
瞬時の自問自答後、声をかけたのは、私と同期のO久保さん(ん?いや、あくまで匿名で)。

O久保さんは、我らが鏡味研卒業後、信州大学の院に通っております。
去年の陸水以来の再会を喜ぶBOSSなのでした。

会場前にて (撮影:鏡味先生)
この日は、私は11:45~から発表、Georgeは13:00~ポスターのコアタイムでした。
陸水学会では、琵琶湖の発表が多く見られます。なんといっても大きいですからね。
そんななか、私たちの調査地である印旛沼に絡む研究もいくつか発表されていました。発見するとなんだか嬉しくなります。


始まってしまえば緊張はほぐれるものの…
名前を二度言いました。謎。
George+ポスター



お友達のF永くんも




















質問を頂いたり、意見交換をしたりと、充実した時間を過ごすことができました。

発表後は、鏡味先生のお仲間さんと一緒にご飯 ♪
発表はもちろんのこと、学会に参加する良さの一つに、同じような研究をしている方々とお話する場がたくさんあることが挙げられると思います。鏡味先生とご飯を食べると、いつもそれを実感します。

私も今年は2度目の陸水学会だったので、昨年知り合った方々と再びお会いできて、とてもうれしい気持ちになりました。こーいうのいいなぁ~


◆12(木) :シンポジウム・懇親会等

この日の私は午前中、気になる発表を聞くために大忙しでした。
昨晩立てた予定に従い、会場を駆け巡っていました。       …と、そのとき!
!!!

むむっ! なんと!? うちのGeorgeが載っておるではないか!(F永くんも!)
ということで、即行George探しの旅。

そしてその夜、陸水学会では毎年(私の知る限り)恒例の、懇親会にて授与式が行われました。

さすがのGeorgeも緊張のご様子。

学会長の熊谷さんと。
おめでとー!!

懇親会では、たくさんの方々とお話ししました。
(先生の学生時代を知るお仲間さんともお話できて、面白かったなぁ。)

けんぴ、梅さん見てますか?
ぐぎぎ~はご健在。
懇親会の後は、若手の方々と場所を変えて、語り明かしました。
(楽しかったなぁ~。研究の話をできるお友達をもっと作ろう!と決意。)


◆13(金) :最終日

彼も発表です。真剣なまなざし。


「印旛沼における植物プランクトンの成長制限要因-リンか、窒素か?-」
先生、お疲れさまでした!

ついに最終日。
先生の発表、及び気になる発表を聞きに行き、今年の陸水学会も終わりを迎えました。


最後はみんなで!
楽しい楽しい学会は、いつもあっという間に終わってしまうのですが、充実した4日間を送ることができました。発表に向けて、御指導や御助言を頂きました皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。(栗山さんも、声援ありがとう!)
学会で議論できたことを活かして、前に前に、進んでいきたいと思います!

長くなりまして失礼致しました!
以上、陸水学会2013のレポートでした~

BOSS

Friday, September 13, 2013

三方湖調査報告

 おひさしぶりです、ジョージです。
(自分もバタバタしていましたが)4年生は要旨などで
慌ただしかったのでしょう、久しぶりの更新となります^^

 先月末に東大・東邦大合同で福井県三方湖に調査に行きましたので、
そのときの様子でも簡単に(写真多めで)報告しようと思います。


【2013年8月20-23日@福井県三方五湖(三方湖)】

メンバー\(^O^)/
チーム東大(船組):ヨシダさん、ISZMさん、ちゅーりさん
チーム東邦(沿岸組):鏡味先生、西廣先生、博士研究員、BOSS、ジョージ


■1にちめ
 

午後に到着し、まずは調査地の下見。
(チーム東大は翌日からの調査に備えて別行動)

イトトンボの多さにびっくり
印旛沼と全然違う!
 
ヒシ Trapa japonica で覆われています



西廣少年
 
印旛沼と同様に、三方湖でもヒシの刈り取りが行われていました。
刈り取ったヒシは、がんがん陸に運ばれていきます。
 
 

陸揚げ作業中。恐竜のようです

徒歩で移動しながら、どこが調査に適しているのか検討中

 

(この背中をみておおきくならなきゃ)と思う
ジョージなのであった

場所によって、沿岸の様子は大分違う雰囲気……
わくわくしてきます。


抽水植物が生えています


護岸によって陸と水辺の境界が
はっきりしています

下見を終えて、自分の調査準備も済ませ、みんなで宿に戻ります。
      /手伝ってくださったみなさんに感謝!!\
宿は海に面していましたので、眺めと波の音が素敵でした。
(どうでもいい情報ですが、ジョージは泳げません)

夕食前に、博士研究員・ISZMさん・ジョージはおさんぽ

きれいです^^

■2にちめ

トラップを仕掛けるため、鏡味先生と博士研究員、ジョージは沿岸を回ります。
西廣先生とBOSSはチーム東大と合流し、船上調査へ……

なんとかぎりぎり詰め込まれたトラップ

(見守られる図)


力持ちの博士研究員に助けてもらいます
(筋トレから頑張らないと……と思うジョージなのであった)

全部仕掛け終わったら、あとは回収までそっとしておきます。
印旛沼とどう違うのか、楽しみです。

■3にちめ

実はこの日の明け方(だったかなあ)、
視界が真っ白、波の音がよく聞こえないぐらいの大雨が降りまして
トラップの心配をしながら1日を過ごしました……
鏡味先生は先にご帰宅(´・ω・`)

この日は自分の仕事があまりないので、ISZMさんの調査に同行し
お手伝いをすることに。船上は暑いですが楽しい(^ω^)

博士研究員とちゅーりさん

ISZMさんと西廣先生(と船頭さん)
凛々しいヨシダさん
麦わら帽子で気合い十分のBOSS

ヒシ刈り取り船!

根っこを切らないようにヒシを抜いたり、
湖底の種子を採取したりと結構たいへん!

鋤簾が似合いますね。かっこいい^^*

(笑)

一度昼休憩のため上陸し、午後船組は再び湖へ、
自分はひとり むし取りをしていました。


ジュンサイハムシ Galerucella nipponensis
印旛沼の子たちより元気(?)な印象


トビムシたち。小さいけれど形が素敵。
トビムシぬいぐるみがあったら大ヒット間違いナシ


セスジイトトンボ Paracercion hieroglyphicum
あちらこちらで飛び回っているのを観察できます。
どうやらトビムシを食べるようです


この中にはガの幼虫が入っているのですよ!


密集しすぎ……

むしと触れあっているので寂しくはありませんでしたが(?)
もしおぼれてしまったらドウシヨウ……とビクビクしていました。
みんなが帰ってきてほっとしたなぁ


■さいしゅうび

ちょっと先に、西廣さんが帰宅(´・ω・`)
この日はかなり慌ただしかったので写真は撮っておりませんが、
自分は博士研究員・BOSSと一緒にトラップの回収をしたのち
チーム東大と合流。
大雨に降られて大丈夫かなぁと心配していたトラップも
ちゃんとむしを回収することが出来ました!よかった!
「ゲリラ豪雨ごときでやられるトラップではない」(博士研究員)

とってきたむしサンプルはまだ開けていませんが、
早く中が見たくてちょっとそわそわしています。
……そろそろ開けようかな!

お手伝いしてくれたみなさま、本当にありがとうございました。
お疲れさまでした!


気付けば完全に、個人の日記……
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

ジョージ

異動

久々の投稿です。鏡味です。 東邦大学理学部の湖沼生態学研究室は2018年3月をもって解散することとなりました。 研究室が始まったのが2007年、53名の学生が卒業しました。研究室は学生や研究員の方々の研究・サポートなしにはありえませんでした。今まで本当にありがとうございま...